両の手を いつとはなしに 結びしが 涙とともに 仏のまします
宝滴061
本文
両の手を いつとはなしに 結びしが 涙とともに 仏のまします
形式
#短歌
カテゴリ
#3.信仰・信心
ラベル
#信仰 #涙 #仏
キーワード
#仏との交感 #無意識の祈り #感涙#合掌 #信心
要点
知らず知らずのうちに手を合わせ、涙と共に仏を感じる。
現代語訳
いつの間にか両手を合わせ、涙と共に仏の存在を感じた。
注釈
結ぶ:合掌の姿勢。
仏のまします:仏がそこにおわすこと。
解説
自然発生的な信心の情景を詠み、無意識のうちの心の動きと仏とのつながりを示す。